左近山の年齢構成の分析

 
ここでは、2015年の国勢調査と2021年の住民基本台帳のデータをもとに、左近山の年齢構成について分析しています。
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このページの内容は左近山オープンデータプロジェクト2021にて作成されました。 担当:山本唯実
 
目次
 

 

調査方法

2021年9月から11月にかけて、総務省統計局のホームページから2015年の国勢調査のデータ(2015年の左近山の5歳階級人口)を集めた。また、横浜市の統計情報ポータルから住民基本台帳のデータ(2021年の左近山の5歳階級人口、2020年の日本の5歳階級人口)を集めた。
※カッコ内は各調査からどのような情報を得たのかを示している。
※国勢調査とは、日本に住むすべての人と世帯を対象とする統計調査であり、5年ごとに行われる。
※住民基本台帳とは、氏名や生年月日、住所などが記載された住民票を編成したもの。
※ここで言う左近山とは、住所が「神奈川県横浜市旭区左近山」となっている地域を指す。
 
 

2015年時点での左近山の人口(5歳階級)

・子供(20歳未満):全体の11%
・20~64歳:全体の45%
・高齢者(65歳以上):全体の44%
・人口が多い世代は、65~79歳(このうち66~69歳が団塊の世代)
 

2021年の左近山の人口と2020年の日本の人口の比較(5歳階級)

・左近山の人口を2015年と2021年で比較すると、子供が全体の11%→9%に減少した一方で、高齢者が44%→47%に増加した。少子高齢化が進んでいることが分かる。
・日本全国では子どもが全体の17%を占めているのに対し、左近山では全体のわずか9%である。また、高齢者については、日本全国では全体の28%なのに対し、左近山でhあ47%もの割合を占めている。日本全国と比較しても、左近山では少子高齢化がかなり進んでいることが分かる。
 

編集後記(山本)

私は東京の練馬区に住んでいるのだが、近所の団地で子供の姿を見かけたことがなかった。そのため、2021年の春に初めて左近山を訪れた際に子どもの多さに驚いた。しかし、それでも、日本全国と比較すると、子供の割合がかなり少ないことが分かった。これほどまでに子供が減少している理由について、左近山ならではのものがあるのかどうか、今後考えていきたい。また、左近山における高齢者が占める割合の高さは想像以上だった。